【開催報告】医療シミュレータ・スキルスラボ見学会2016年5月19日
医学生や研修医が医療手技の練習時に使用する医療用模型や医療シミュレータ。医療技術や医療機器の目覚ましい進歩に伴い、技術的な要望も年々増加する傾向にあります。
医療シミュレータ業界はニッチな市場である反面、医療機器のような医薬品医療機器等法に基づく法制上の参入障壁がなく、さまざまな要素技術を活かせる点で中小ものづくり企業にとって取り組みやすいテーマであると思われます。
本企画では、医学生及び研修医等を対象とした医学系のシミュレーション機器を多数保有する東京医科歯科大学の「クリニカル スキルス・ラボラトリー」見学をメインに、医療シミュレータの市場規模や業界動向等を詳しく解説し、約40名の皆さまにご参加いただきました。
実施概要
- 開催日時 平成28年5月12日(木)、19日(木) 13:00~16:30
- 対象者 都内に事業所を有する中小ものづくり企業
- 会場 国立大学法人 東京医科歯科大学 医歯学教育システム研究センター「クリニカル スキルス・ラボラトリー」
1.「医療シミュレータの市場規模・市場動向について」
株式会社日立技術情報サービス
知財情報部 知財情報グループ グループリーダ 主任技師 岩本 広美 様

日立技術情報サービス 岩本 広美 様
医療シミュレータの市場規模・市場動向について、事例を交えて解説していただきました。
2.「スキルス・ラボラトリーにおける取組み」及び「スキルス・ラボラトリー見学」
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 血流制御内科学分野 講師 別府 正志 様

東京医科歯科大学 医歯学教育センター 別府 正志 様
スキルスラボに設置している医療シミュレータの機能と課題について解説していただきました。
引き続き、設置している医療シミュレータの使用方法を解説していただきました。