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「できないと言わない」を合言葉に顧客の要望をカタチにする技術者集団

計測機器をメインに電子回路・基板設計の受託開発製造を得意とするコーダ電子株式会社。創業以来培ってきた高い技術力に加えて、前職が舞台女優という経歴を持つ2代目の女性社長の柔軟な発想を活かし、顧客が無意識に望んでいる仕様に対して最適な提案を行うことで、あらゆるニーズに応えている。

コーダ電子株式会社(R2/8/6up)

ものづくりにかかわるすべての設計を自社内で一貫対応

回路設計、基板設計、FPGA設計、筐体設計、ソフトウェア設計など、ものづくりにかかわるすべての設計について自社内で対応可能である。試作一点ものから量産までの開発案件に関わるほか、近年では宇宙分野や医療分野で用いられる装置の受託開発・製造等も手掛けている。

豊富な経験と技術力で、潜在ニーズをカタチにする

―御社の特徴、概要をお聞かせください。

 

弊社は、「できないと言わない」を合言葉にお客様のご要望をカタチにする技術者集団として、計測機器をメインとした受託技術開発・製造を行っております。お客様のご希望の仕様通りに製品を開発するだけでなく、打ち合わせを重ねて、お客様が無意識に望まれている要望について弊社の経験と技術力を基に提案し、カタチにしていきます。

もともとは、計測機器につながるチェッカー基板を中心に開発・製造してきたのですが、最近では宇宙分野の基板や、医療分野の検査装置の設計なども手掛けております。

 

35年以上に亘る実績と発想力で柔軟に対応する

 

アナログ・デジタル両方に強い総合力

―御社の強みを教えてください。

 

弊社の強みは主に3つあります。まず、「ハードからソフトまで対応可能な設計技術を有すること」です。「どういう仕組みで、どのように動くのか」という機構設計から、回路設計、基板設計、FPGAを含むハードの設計、それに伴うソフトウェアの開発、筐体設計、更にケーブル製造、配線、組み立てと、装置の一式を社内で設計することができます。どれか一つの設計を他社に依頼すると、納期に影響を生じる可能性があります。また、例えば回路設計者と基板設計者の意思疎通がうまくいかないと線がきちんと引かれなかったりすることがあるのですが、弊社では社内で一貫した対応ができるため、そのような心配はないという強みがあります。

2点目は、「アナログ、デジタルの両方に対応可能であること」です。35年以上重ねてきた経験と培ってきたノウハウがあり、アナログの部分もデジタルの部分も両方強いという「総合力」が弊社にはあります。この点は、お客様にも高くご評価をいただいています。

そして、何より最大の強みは、技術者の人柄です。皆、ものづくりが好きなのです。

 

アナログ、デジタル両方に対応できる総合力を誇る

 

試行錯誤を繰り返し、最先端の試作開発に取り組む

―これまでに手掛けてきた技術開発の事例をいくつかご紹介ください。

 

弊社では大手電気機器メーカーや医療機器メーカーなどの新製品の試作品などを数々手掛けています。

これまでに弊社が開発のお手伝いをさせていただいた事例としては、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の大深度有人潜水探査船「しんかい6500」のマニピュレーターやカメラを制御する装置のパネルを設計した他、小型人工衛星の制御用基板の開発に携わった実績があります。

また、医療分野においては、緑内障患者様の視野検査を行うヘッドマウント型視野計の試作から量産までの開発にも携わりました。

緑内障検査装置の技術開発では、最初は多数の電子機器用ケーブルを取り付けた試作機を製作しましたが、「ケーブルを無くして電池にしたい」などのお客様の様々なご要望がありました。そこで、弊社の経験と技術を基に「こうすればいけますよ」と言った提案を繰り返し行いました。試作は1号機、2号機、3号機と3段階に及び、しかもそれぞれの試作機は全て異なる動作のものを開発するなどの試行錯誤を重ね、およそ3年間の開発期間を経て量産化が実現しました。

弊社が作り出しているものは、今まで世の中にない動きをする装置が多いです。ちょっとした使い勝手の良さ、悪さがどこに出るのかわかりません。それらはとても小さいところから出てきますから、試行錯誤を繰り返し、きめ細やかに対応するよう心掛けています。

 

3年かけて開発を行った緑内障検査装置

 

社員の技術力をさらに磨き上げ、100年続く企業に

―今後のビジョンを教えてください。

 

会社を引き継いだ時は、経営のことも技術のこともわからず、「回路設計って何?」というところから始めたので、毎日必死でした。そんな中でも、苦労を苦労と思わず、「逆風が吹いているな」くらいの気持ちでいると、乗り切れるものだというのが私の考えです。

社長の仕事は「従業員が人生の多くの時間を過ごす会社で、快適に仕事をして過ごせる場所を用意すること」だと思っています。ですから、従業員が幸せに開発ができる会社にするために、従業員が何の仕事をしているのかを常に把握をするようにし、フォローをしています。

また、技術者の資格取得の支援をしており、頑張っている人が損をしない、評価される、感謝される会社を目標としています。

弊社の仕事は、お客様が持つご要望に対して「ここを改善しよう」「こうしたほうが使いやすい」というようなことを考えられることが大切です。大事に作ったものは結果が違います。

従業員には、最先端の技術に触れ、開発をして欲しいと考えているため、そうした技術を必要とする医療分野、宇宙分野に携わることができる環境を整えています。

現在、人工衛星に乗る半導体や基板の計測機器が中心ですが、今後は人工衛星そのものに乗る、宇宙へ行く基板などを作りたいです。

そして、コーダ電子を100年続く企業にしたいと思っています。新たに入社頂く方についても、「コーダ電子でいい」という方ではなく、「コーダ電子がいい」という方と仕事がしたいと思っています。「100年続く企業に」という夢に乗って、入社した従業員もいます。100年続く企業にするために、今、弊社が持っている技術を手放すことなく、技術力をさらに磨き上げて強固なものとして、日本の製造業を世界一にするお手伝いができる企業になります。

 

代表取締役 土屋さおり氏

 

企業基本情報

会社名 コーダ電子株式会社(R2/8/6up)
所在地 〒188-0011 東京都西東京市田無町3-10-14
設立 昭和59年
資本金 1,000万円
従業員数 13名
主要取引先 電気機器、医療機器の大手メーカーの他、工業系大学、鉄道系会社、国立研究開発法人等
WEBサイト http://www.coder.co.jp